こうした疑問にお応えします。
自分の短所との向き合い方に悩んでいませんか?
短所が表われるたびに、
「自分をどう変えたらいいんだろう?」
と悩み、
徐々に強みの活かし方すらわからなくなって、
自分らしさが消えてしまう。
そうした現象をすべて解消するために──
この記事はISFPの短所を、
30シーンの表われ方として分析し、
「ISFPらしさを最大限に活かす克服法」まで解説。
あなたの悩みを一挙に解決します。
- ISFPの基本的な性格
- ISFPの短所あるある30選
- 【性格】【恋愛】
- 【仕事】【人間関係】
- 「短所を学ぶ×強みを活かす」ISFP流・自由人への道【解決編】
人間関係で悩んで、自分を責め続けることがないように。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
短所の本質を理解できる当記事で、
あなたは本当の自分らしさを手に入れて、
心から望む自由な人生を楽しめるようになれますよ。
目次:クリックで開きます→
ISFPの基本的な性格:「感情・感覚」優位&「直感・思考」後回し

まず、ISFPの特徴はザックリと以下の通りです。
I(内向型) | 自分の価値感を大切にする |
S(感覚型) | 現実をありのまま受け入れる |
F(感情型) | 感情を深く理解し周りを思いやる |
P(知覚型) | 自由で柔軟な価値観をもつ |
性格的に、ISFPは「感情と感覚」で生きるタイプ。
感情への理解が深く、人の気持ちに敏感です。
また、感覚(五感)が鋭く、
目や耳で捉えた現実の情報を重視するため、
現実的な判断が得意。
一方で、「直感と思考」は、あまり使いません。
抽象的なことや見えないことには、
あまり興味を持てず、
論理的な思考や言語化が少し苦手です。

ISFPの性格・特徴を整理すると──
- 現実主義⇒五感で捉える世界を大切にする
- 平和主義⇒対立を避けて調和を重視する
- 今を大切にする⇒先の計画よりも「いま目の前のこと」を優先する
- 自分の感覚を大事にする⇒思い立ったらすぐ行動する
こうした特徴は、
ISFPならではの自由さや柔軟性といった、
長所につながる面を多く含んでいます。
一方で、
仕事や恋愛、人間関係では短所として表われることも。

ISFPの短所について詳しく解説します。
ISFPの短所あるある8選【性格編】

この章では、
多彩なISFPの性格が、
- 短所としてどう表われるのか?
- 自分や周りにどう影響していくのか?
詳しく解説していきます。
- 自由がないとパフォーマンスがガタ落ちする
- 言語化が苦手で本音を言えない
- 「今の楽しさ」に集中しすぎて、大事なことを忘れる
- 未来思考が苦手で、準備がギリギリになる
- 自分の価値感を否定されると相手を許せなくなる
- 自己主張が苦手で損しやすい
- 他人の感情に同化しすぎて苦しみやすい
- 我慢すべきことが多くて、ストレスがたまりやすい

性格①自由がないとパフォーマンスがガタ落ちする
ISFPは、
自由な価値観や感覚に従って動きたいタイプ。
だからルールや決め事で縛られると、
心が窮屈になって、
思うように力を発揮できなくなります。

- 校則で制服規定が厳しい⇒自分らしいセンスが出せない
- 仕事のやり方を細かく管理される⇒自分の感性を活かせない
- 「こう生きるべき」と父親に言われ続ける⇒自分の生き方がわからなくなる
もちろん、
社会で暮らす以上、ある程度の制限は避けられません。
でもISFPにとっては、
心も体も自由でいることが、
力を出すために欠かせない条件です。

ISFPの心からエネルギーを奪ってしまうんですよね。
性格②言語化が苦手で本音を言えない
ISFPは感覚で生きるタイプ。
だから、
思いを上手く言葉にするのが苦手です。
例えば本音を言おうとしても、
「正しく伝わるかな?」
「誤解されたらどうしよう…」
と不安になって、
つい言葉を飲み込んでしまいがち。
- グループワークや発表で、意見があっても言い出せない
- 嫌だと思っても断れずに引き受ける
- 雑談中でも相手の気持ちを害さないか不安で、相槌ばかりになる
もちろん、人間関係のなかで、
時には衝突してでも自己主張することは大事です。
でないと、
周りに理解されにくくなってしまう。
ただISFPにとっては、
気持ちを言葉にするハードルが高すぎるんです。
だから、
「本音を伝えるより、黙っていた方が安心」と、
考えてしまうんですよね。

なかなか本音を言い出せないんです。
性格③「今の楽しさ」に集中しすぎて、大事なことを忘れる
「今のこの瞬間が1番大事!」
ISFPは、いつもこんな思いで溢れています。

瞬間を最大限に楽しみたいんですよね。
でもその結果、
大事なことを忘れてしまい、
生活に支障をきたすことも少なくないんです。
- 素敵なカフェでBGMやコーヒーの香りに酔いしれる⇒待ち合わせ時間を忘れる
- 電車に乗っていて景色に見とれる⇒乗り過ごす
- 心地良すぎて長時間湯舟につかる⇒のぼせる
五感がめっちゃ幸せを与えてくれるから、
意識が現実から遠のいてしまうんですよね。
「現実主義のISFPなのに、現実から遠のくの?」と、
不思議がられるかもしれません。
でも、「今の感動」が大きすぎて、
意識が別の次元にワープしちゃうんです。
少ししてから我に返って、
慌てて周りを見回す…
そんな経験、誰にでも1度はありますよね。
ISFPは感覚が敏感だから、感動も大きい。

性格④未来思考が苦手で、準備がギリギリになる
「今、五感で体感している世界が現実のすべて」
そんな感性のISFPにとって、
見えない未来はピンとこない存在です。
今=意味がある現実
未来=意味がない幻
だから
「なんでそんな無意味なことに、
今のこの大事な時間をかけなきゃいけないの?」
と思って動く気になれない。
その結果、
間際で焦って準備することになったりします。

周りに迷惑をかけることも…
- 旅行や出かける準備⇒直前まで後回しにして慌てる
- 仕事や学校の課題⇒締め切りギリギリで取りかかる
- 出かける準備⇒どんなに早起きしても、出がけにバタバタする
ISFPだって、
「先のことを全然考えない」わけじゃないんです。
ぼんやりと「やらなきゃな」とは感じています。
でも、行動に結びつかない。
リアリティがないんですよね、未来って。
どうしても、「感じ取れる今」に意識が向かう。

「切羽つまって準備する」ってことになりやすいんです。
性格⑤自分の価値感を否定されると、相手を許せなくなる
ISFPは、
自分の価値感をとても大切に思うタイプ。
だから、否定されると怒りが湧いて、
相手を許せなくなることが少なからずあります。

こうなると寛容性に欠けちゃうんですよね。
- 「1人時間なんて何が楽しいの?」
- 「現実的すぎて夢がないね」
- 「どんなに得意でも芸術じゃ食べていけないでしょ?」
もちろん、相手に悪意はない場合がほとんどでしょう。
でもISFPにとって、
自分の価値観を否定されるのは、
「自分そのものの否定⇒存在の否定」
と感じられるんです。
だから、
「そこまで言われる覚えはない」と悔しくて、
「許せない」と感じたりする。

性格⑥自己主張が苦手で損しやすい
ISFPは誰とも対立したくないため、自己主張が苦手です。
人には「協調性があって優しい」と思われる一方で、
自分は大きな損をしてしまうことも。
- ストレスをため込みやすくなる
- 言いたいことを飲み込む⇒内心モヤモヤが蓄積する
- チャンスを逃す
- 良いアイデアがあっても言い出せない
- 人間関係にヒビが入る
- 我慢が積もって怒りが爆発⇒関係が悪化する
ISFPにとって、
「相手の気持ちを損ねない」ことは自然な行為です。
でも肝心な時にすら主張できないと、
周りにわかってもらえず寂しい思いをすることに。

だけど、すぐに後悔したりもするんですよね。
性格⑦他人の感情に同化しすぎて苦しみやすい
ISFPは、
生まれ持った感受性の高さから、
他人の気持ちを強烈に受け取ってしまいます。
相手の感情が、そのまま自分に流れ込んでくるみたいに。

人のぶんまで感情を処理しなきゃいけなくなる。
これはキツイ。
- 友達が失恋して泣いている⇒自分まで胸が張り裂けそうに苦しくなる
- 同僚が上司に怒られている⇒自分まで一緒に萎縮してしまう
- ニュースで悲しい事件を見る⇒一日中気持ちが重くなる
普通の人から見ると、「ちょっと大げさ」に映りそうです。
が、ISFPにとっては当たり前の現象。
良くも悪くも、人の感情が自分と同化する。

心が疲れやすくなっちゃうんですよね。
性格⑧我慢すべきことが多くて、ストレスがたまりやすい
ISFPは、
「自分の感覚」や「大事にしている価値観」を基準に生きています。
でも現実ではルールや規則のために、
自分を押し殺さなきゃいけない場面が多いんです。

五感が鋭いISFPをダイレクトに攻撃してしまう。
だから「我慢×刺激過多」のダブル攻撃になって、
ISFPはストレスをため込みやすくなるんです。
- 友人や上司の意見に完全には同意できないのに、空気を読んで頷いてしまう
- 電車の人混みや強い照明、歩いているときの騒音や匂いに耐え続ける
- 学校や職場、家庭でルールや規則に従わないといけない
「今の世の中、ストレスを感じない人なんていないでしょ?」
世間としては、
そう言いたくなるのもわかります。
でもISFPにとって、
「規則がある=窒息するほどのつらさ」を意味する。
それに、
周りの環境の多くが「自分を苦しめるもと」みたいにもなっている。
だからストレス耐性の限界に、
あっという間に近づいてしまいます。

社会生活を送るうえで、
ISFPは過酷なストレスと向き合っているんです。
ISFPの短所あるある7選【恋愛での表われ方】

この章では、
感情豊かなISFPの性格が、
「恋愛面では短所としてどう表われるのか?」を解説します。
- 自由を失うと息苦しい→束縛されると自分が消える
- 感情が不安定→安定を求めて依存しやすくなる
- 相手の圧に敏感→怖くて支配されやすくなる
- 狭く深い人付き合い→恋人中心になって視野がせばまる
- 観察力が高すぎる→小さな変化に敏感で不安になりやすい
- 気分優先で行動→相手を振り回しやすくなる
- 非言語で「好き」を表わす→伝わりにくく、すれ違いやすくなる
恋愛って「究極の人間関係」を試されるから、
お互いに弱点が出やすくなるんです。

いっしょに見ていきましょう。
恋愛①自由を失うと息苦しい→束縛されると自分が消える
ISFPは、
自由でいることで、
自分らしい魅力を最大限に発揮できるタイプ。
だから逆に、
恋愛相手に干渉されたり、制限されたりすると、
徐々に感性がすり減って、
最悪「感情を持てない…」という無気力状態にまで陥ってしまうんです。
- デートの予定や行動を、わりと細かく決められる
- 連絡の頻度や行動を、何気なくチェックされる
- 服装や趣味を都度注意され、「こうしたら」とさりげなくアドバイスされる
恋愛に「軽い束縛はつきもの」なのかもしれません。
相手も「愛情のあかし」と思っているだけで、
ISFPを苦しめる気持ちなんて全然ないのかもしれない
でもISFPにとっては、
「自由が奪われること=自分を失うこと」
になるんです。
だから自由は絶対に確保しないとダメ。

束縛されると自分をなくしやすいから要注意です。
恋愛②感情が不安定→安定を求めて依存しやすくなる
ISFPは感情の起伏が大きく、
1日のなかでも気分が上下しやすいタイプです。
たとえばこんなふうに──
- 失敗or誰かの何気ない一言で落ち込む
- ストレスがたまって気力が湧かない
↓↑
- ちょっと美味しいものを食べると「幸せ~」と感じる
- コーヒーの素敵な香りをかぐと、全身が喜ぶ
こうして絶えず気持ちがアップダウンするから、
”車酔いや二日酔い”になったみたいに、
「気持ち悪い」って感覚になります。

特に恋愛中のISFPは、
パートナーの安定が支えになって、
自分が安心できます。
でも頼りすぎると依存に発展してしまう。
- 少しでも返信が遅れる⇒不安や寂しさから何度も連絡する
- 相手と離れている⇒急に不安になり、1人でいるのが怖くなる
もちろん一般的に、
「強い人には頼りたくなる」っていうのは、
当たり前に思うこと。
ましてや相手がパートナーなら、
甘えることで距離が縮んで、
「もっと仲良くなる」ことだってありますよね。
でも──
ISFPにとって、
「自分の感情に向き合わず、安定感を求めて相手を頼る」ことは、
「自分の主導権を渡す」ことになります。
だから、
”ISFPの人生”じゃなくて、
「相手の人生を生きる」ことになってしまう。
自分の人生を生きてこその幸せなのに──
他人の人生を生きるんじゃ、
本当の幸せを味わえません。

1人で居るのが不安になったら要注意。
恋愛③相手の圧に敏感→怖くて支配されやすくなる
ISFPは、
パートナーの感情や雰囲気にともかく敏感。
相手の、ほんの少ーし強めの口調や態度でも、
「嫌われたらどうしよう」
「怒らせたらどうしよう」
と不安になってしまうんです。
何といっても、
穏やかな時間がISFPの”安心源”。
だから相手の機嫌を損ねないように、
必死に頑張ります。
でも、そんな毎日を続けていると、
気づけば「いつも相手の意思が最優先」にまで、
なってしまう。
これは明らかに不健全です。

お互いに成長し合えるわけだから。
- デートのプランや行動を、相手の希望に合わせすぎる
- 強めの口調で注意されたとき、すぐに折れてしまう
- いつも自分の意見を飲み込んで、相手のペースに合わせる
「でもパートナーとの間には、多少の支配関係ってあるんじゃない?」
そう言われても、不思議はありません。
たしかにパートナーシップには、
「自然な主導権」はあります。
たとえば得意なほうが料理を担当するとか。
これは健全な役割分担。
でもISFPの場合は、健全さを超えやすいんです。
相手の圧を怖がって、
自分の意見を丸ごと飲み込んでしまうから。
だからISFPにとっては、
”ちょっとした圧”も危険信号です。

自分の人生を手放してしまうことになります。
恋愛④狭く深い人付き合い→恋人中心になって視野がせばまる
ISFPは、
もともと広く浅い人間関係が苦手で、
「心から安心できる相手」にしか本音を見せません。
だから恋人ができると、
その人が“唯一の居場所”になりやすいんです。

自分にすら目が向かなくなるから、
心が支配されてるのと同じくらい危険です。
- 一日中、恋人のことを考える⇒仕事や勉強に集中できない
- 恋人以外の友達との予定が減る⇒どんどん疎遠になる
- 趣味や自己投資の時間がなくなる⇒日常が恋人一色になる
「でも、一途ってステキじゃない?」
たしかにその通りです。
相手を想い続けるISFPは魅力的。
ただ、
もともと交友関係が広くないぶん、
「恋人=唯一の支え=自分の世界そのもの」
になりやすい。

ISFPの性質上、起きやすいんです。
恋愛⑤観察力が高すぎる→小さな変化に敏感で不安になりやすい
ISFPは五感が鋭く、
相手の微妙な変化に、すぐ気づくタイプです。
特に恋愛中は、
相手のほんのわずかな変化にも敏感で、
心の中では大事件に。
- スマホの持ち方がいつもと違う
- ⇒「私に見られたくないの?」
- 話してる最中の表情が少し違う
- ⇒「ウソをついてる?」
- 話が変わった瞬間、見たこともない手の動きになった
- ⇒「何か言いたいことある?」
「えっ、そんな探偵みたいに気づけるものなの?」
そう驚かれるかもしれません。
でもISFPにとって、
こうした気づきは平常運転なんです。
想像力を使って誇大妄想になるわけではなく、
「見たままの事実=現実」という認識。
だから「気のせいかも」とはなりません。
五感でキャッチした違和感が、
不安としてダイレクトに心を揺さぶってしまいます。

でも恋愛では、
「小さな変化に振り回されやすい」って裏面にもなるんです。
恋愛⑥気分優先で行動→相手を振り回しやすくなる
ISFPは、自分の感性に忠実なタイプ。
「今やりたいことをする」
「やりたくないからやらない」
それが自然な行動原理です。
だから恋愛中も、
相手との約束を自分の気分で変えてしまうことが、
少なくありません。

「また予定変更…」と、
振り回されているように感じるかも。
- 2人で決めたレストランに入いろうとした直前
- 「隣のほうが良さそう」と変更したがる
- 映画に行く予定
- 「天気がいいから1日ブラブラしたくなった」と変更
- 「予定より遅く出かけたい」と、急に時間を変えたがる
もちろん相手が誰であろうと、
衝動的な行動は、
「迷惑をかけるから避けるべき」
と言われる理由もわかります。
でもISFPにとって、
「自分の感性を押し殺す=自分じゃなくなる」
というほどに、
感情と自分は一体化しているんです。

相手が振り回されてしまうのが残念なポイント。
恋愛⑦非言語で「好き」を表わす→伝わりにくく、すれ違いやすくなる
ISFPは、
言葉で「好き」と伝えるよりも
しぐさや行動で表わすタイプです。
ダイレクトな愛情表現って恥ずかしいから、
さりげなく、目立たないようにしながら。
でも思いはちゃんと届けたい。
たとえば、こんな愛情表現をします。
- 記念日に一緒に過ごす時間
- 心に残る手作りプレゼント
- 感性を共有する体験

気づいてもらえないことも多いんですよね。
- 記念日に計画を立てる
- 相手は普通のデートだと思ってしまう
- 手作りのお菓子を渡す
- 買ったものだと思われて「ありがとう」としか返ってこない
- 一緒の時間を楽しみたくて、相手の趣味に合わせる
- ISFPがかけた時間・労力が伝わらず、サラッと流される
「言わなきゃ伝わらないんじゃない?」
本当にその通りなんです。
でもISFPは、もともと気持ちを口にするのが苦手。
まして恋愛相手となったら、
緊張でますます言葉に出来ません。
だけど多感なISFPだから、思いは溢れるほどにある。
「だったら行動で示すしかない」
そう決意して相手にぶつかるんです。
だけど気持ちの半分も伝わらなくて、
泣きたい思いになることも。
この記事で解説しています。

目いっぱいの努力が通じないのはつらいですね。
ISFPの短所あるある7選【仕事での表われ方】

この章では、
感覚を優先的に使うISFPの性格が、
「仕事では短所としてどう表われるのか?」を解説します。
- 計画性に欠ける→対処ばかりで信頼されにくくなる
- ルール・規定に従えない→足並みを揃えたい組織を混乱させる
- 言語化が苦手→理解されずに信頼を得にくくなる
- 1点集中しすぎる→切り替えが苦手で多方面に気が回らない
- 共感力が高すぎる→「NO」を言えずに重荷を背負いこむ
- 五感の酷使で疲れやすい→集中力が続かず不安視される
- 「平和な空気」が好きすぎる→自己主張できずに意欲を疑われる
この記事で詳しく解説しています。

一緒に見ていきましょう。
仕事①計画性に欠ける→対処ばかりで信頼されにくくなる
ISFPは「やりながら考える」スタイル。
言い換えれば、計画的に動くのが苦手です。
仕事でも同様で、
計画よりも、そのときの感覚や気分を大事にします。

直前に慌てたりしやすくて、
信頼されにくくなってしまうんです。
- 優先順位を決められず、目の前のことに追われやすい
- 締め切り直前に慌てて対処するから、質が落ちやすい
- 複数タスクが重なると、全部が中途半端になってしまう
「計画性がいらない業務なら、問題ないんじゃない?」
そう思う人もいるかもしれません。
でも実際は、多くの仕事で、
「予定 → 実行 → 振り返り → 修正」
のサイクルが重視されています。
なので、
計画的に生産性を高めようとする組織にとって、
「計画性がないISFPさんは、あてにできないかも」
と思われてしまうんです。

職場では計画性って大事。
仕事②ルール・規定に従えない→足並みを揃えたい組織を混乱させる
自由を愛するISFPは、
「枠にはまったやり方」が苦手です。
ましてや仕事となると強制されるから、
「規定×強制」というダブルパンチで、
頭も体も働かなくなってしまう。
でも、
それじゃISFPは組織で役に立てないから、
突破口で対応します。
それは
「マイペース・自己流・マイルール」というスタイル。。

ルールを守って生産性を上げたい組織を、
混乱させることに。
- 提出様式を「効率的だから」と独自の形に変える
- 早起きしても結局ギリギリまで家を出ず、遅刻する
- マニュアルを外れて自分流の進め方をする
ISFPは、
決して「規定違反を楽しんでいる」わけではありません。
むしろ、
「アレンジで成果物の質をもっとあげられる!」と、
意欲的に取り組んでいる場面が多いんです。
1個人では知りえない、
「本質的な理由」があったりします。
だから、
(たとえ思いつきでも)ルールが破られると、
「ISFPさんは反発心があるのか?」
「協調性がないのかも」
と、組織は混乱してしまう。

ルールに従えない人は、
危険視されやすいんです。
仕事③言語化が苦手→理解されずに信頼を得にくくなる
ISFPは、
ものごとを「理屈」ではなく、
「感覚」でとらえるタイプ。
だから理路整然とした会話は苦手で、
「なんとなくしっくりこない」
「ここは違和感がある」
といった感覚表現になりやすいんです。

ISFPは理解されにくくなりがち。
- 企画会議で「いいと思う/違うと思う」だけで、理由を説明できない
- アイデアを出しても、感覚的にしか話せず根拠が伝わらない
- 改善点を見抜いても、根拠を語れず提案として通らない
話すのが苦手だからといって、
ISFPの考えが浅いわけではありません。
むしろ「体感的な理解」が得意だからこそ、
本質をとらえていることも多いんです。
でもスピード重視の組織では、
「その場で説明できない=考えていない」と見なされがち。
とっさに答えられないと、
「ISFPさんは何を考えてるんだろう?」
「これは任せられないかな」
と、期待されにくくなってしまいます。

組織では理解されにくくなるんです。
仕事④1点集中しすぎる→切り替えが苦手で多方面に気が回らない
ISFPは集中力が高く、
1つのことに没頭するのが得意です。
でも目の前の仕事に全力を注ぐと、
他のタスクに気を配る余裕がなくなりがち。

だから効率重視の組織では、認められにくくなってしまいます。
- 同時に複数タスクが進んでいるのに
- 1つに夢中になって他を忘れる
- メールや連絡対応が遅れ、周囲の進行に影響する
- 手順や段取りを切り替えられず、全体の進行が滞る

そう思うISFPの気持ちは、よくわかります。
ですが、マルチタスクが苦手だと──
組織と本人それぞれにデメリットが、
想像以上にあるんです。
■本人にとって つまりスピード社会では、 場合によっては、 ISFPは共感力が高くて優しいために、 だから、 「自分のキャパを把握して、ちゃんと断わるのも大事でしょ?」 一般的にそう思うのもわかります。 ですがISFPは、 なので「ホントは断わったほうがいいよね」 ISFPは、五感がかなり鋭いために、 だから仕事の環境そのものが、 だから結構強めの疲れを感じながら、 「オフィスなんだから、このくらいの環境は普通でしょ?」 たしかに、 でもISFPの五感って優秀過ぎるから、 当然ながら、 その様子をはたから見ると、 ISFPは、 だから自己主張が苦手。 意見を言って不穏な空気になるくらいなら、 ISFPは、 むしろ、思いは人一倍あったりします。 ISFPって本来、 だから「自分で空気を引き裂いてまで主張する」なんて、 ただ、多くの企業は、 この章では、 ISFPは、 1対1なら緊張せずに会話ができるのに… おまけに、 「ただ居るだけなら、大して疲れないんじゃない?」 そう思われても不思議はありません。 でもISFPにとっては、 何もしていなくても、 ──それほど「大きな負荷を抱えている状態」なんです、 ISFPは、 自分が心地よくて、 相手がいてもいなくても、 でも、その姿勢はときに周りを困らせるんです。 「大人なんだから多少は譲歩してほしいな」 世間の声は、もっともです。 それでも、 なにせ、「自分をやめる」ってことになっちゃうから、 ISFPが大事にしている自分らしさが、 ISFPは、 だから人と約束があっても守れないことが、 これは、相手からしたらいい迷惑。 「大人としてそんなことダメでしょう?」 その通りです。 けれど、 ISFPにとっては、自分の気持ちを大事にしたいだけ。 でもその裏で、 ISFPは、 感受性の高さが原因の過度なストレスを、 1人時間は、 でも周りからは、 ■学校・職場 ■趣味・習い事の集まり 「1人が好きなら、孤立してもさほど問題ないんじゃない?」 そう思われても不思議はありません。 でも、 本当は心のつながりを望んでいるのに、 これがISFPの本音。 ISFPは、 壮大な未来よりも、 たとえば 「香り・味わい・BGM」まで、 だから、 「だけど現実的な未来思考なら、夢がすぐ叶いそうで素敵じゃない?」 それはその通りかもしれないんですが。 人にはいろんな夢の持ち方がありますよね。 たとえば、 そうした熱い思いに冷や水をかけるような対応だと、 ISFPは、 人との距離感も同じで、 去る人を追いかけたりもしないので、 相手が近すぎても遠すぎてもダメ。 自分が圧を感じない程よい自由度があって、 「誰だって、人との距離感って難しいものでしょう?」 その通りです。 でもISFPの場合、 一見、 実は人の存在って、 ISFPにとって人はすごく大切。 ISFPは、 だから悪い人に見透かされて、 そもそもISFPは、
多方面タスクへの切り替えが瞬時にできないと、
組織の生産性があがらない。
大きなリスクを負うことだってある。
だから「そんな事故は避けたい」のが企業の本音。
頼りにされにくくなってしまうんです。仕事⑤共感力が高すぎる→「NO」を言えずに重荷を背負いこむ
頼まれごとを断るのが苦手です。
「つい引き受けてしまう」ってことがよくあります。
自分や周りに悪影響が出やすくなることもあるんです。
「断わると自分が罪悪感に苛まれる。
だから引き受けて頑張るほうがラク」
と考えてしまうんです。
と頭でわかっていても、
断わる選択肢が持てません。
短所として表われちゃうんですよね。仕事⑥五感の酷使で疲れやすい→集中力が続かず不安視される
あらゆる刺激を「敏感すぎるほど」に受け取ります。
知らず知らずのうちに、
負担になっていることも多いんです。
ISFPは、
日々仕事をこなさなきゃならない状態。
こう思う人も多いかもしれません。
「五感が一般的な働きの人」なら、
問題なく働ける環境でしょう。
人間技じゃないほどの精度の情報を、
キャッチします。
そんな精密な情報ばっかり処理すると、
疲れの限界が早まるわけです。
「集中できてないな」
「ISFPさん大丈夫かな?」
となってしまう。仕事⑦「平和な空気」が好きすぎる→自己主張できずに意欲を疑われる
平和を求める思いが強く、
「争いごとをさけたい」と感じるタイプです。
「自分の気持ちを引っ込める」というほうを、
選んでしまうんですね。
「積極性がない」とか、「意欲がない」とか、
思われやすくなるんです。
「意見がないから主張できない」のではありません。
でも「自分の一言がどんな波紋を広げるのか?」
そう思うと怖いんです。
環境が穏やかであってこそ力を発揮するタイプ。
なかなか出来ないんですね。
「自己主張=積極性OK・主体性OK」とみなしがち。
意欲を疑われることになりやすいんです。ISFPの短所あるある8選【人間関係での表われ方】
自由を重んじ、五感に敏感なISFPの特性が、
「人間関係では短所としてどう表われるのか?」を解説します。
詳しくはこの記事で解説しています。
一緒に見ていきましょう。人間関係①感受性が鬼高い→エネルギーを奪われて限界突破する
感受性が鋭すぎて、特に多人数の場では、
エネルギー切れを起こしやすくなります。
人が増えると、
途端に「気配りアンテナ」がフル稼働。
人の表情や場の空気といった情報量も多すぎて、
自分の心がオーバーヒートしてしまうんです。
「もう疲れた。帰りたい!」と感じるほどに。
「その場にいること自体が拷問」なんです。
感受性のキャパが早めに限界に近づき、
集中力が切れてきて、
最後は「ボーっとして気が遠くなる」ほどにまでなってしまう。
本人にとって。
詳しくは、この記事で解説しています。
ISFPにとっては「避けようがない事故にあった」感じです。人間関係②自分軸が強烈→すれ違いが増えて信頼を失う
自分の価値観を最優先するタイプです。
「これいいな」
「こうしたいな」
ということには忠実に従うし、
したくないなら、ほぼやらない。
自分の軸を曲げません。
ISFPへの信頼を失いかねないほどにまでなってしまう。
ISFPにとって「自分の価値感=自分そのもの」だから、
「価値観を諦めて周りに合わせる」なんてこと、
なかなか出来ないんですよね。
あり得ない選択肢。
周りとの距離を広げることになるんです。人間関係③予定より自由を優先→約束を守れず波風を立てる
「あ、やっぱり今の気分じゃないな」
「縛られるのは嫌だな」
そう感じると、予定を変えてでも、
今の自分を満足させたいタイプです。
少なくありません。
不要な波風を立てることになるんです。
「今を最高に楽しみたい」
と感じるISFPにとって、
なにがあっても自分の邪魔はされたくないんですよね。
いろんな人の困惑ややり切れない思いがあるんです。人間関係④1人時間が好きすぎる→人嫌いと思われて孤立しがちになる
誰とも関わらない1人の時間がないと、
元気でいられないタイプ。
ここで振り払えるから。
ISFPにとってのストレス対策でもあります。
誰にも踏み込まれたくない”聖域”なんです。
「あまり人と関わりたくないのかも」
「距離を取ったほうがよさそうだな」
と思われて、
いつの間にかISFPが孤立してしまうことも、
少なくありません。
孤立って「大事な時でも助けを求められない」とかで、
本質的に「人との断絶」を意味するから、
ISFPにとって避けたいことなんです。
結果として切れてしまうのはつらい──
人との関わり方は大きなジレンマなんですよね。人間関係⑤超現実思考⇒「可能性・計画性に興味なし」で会話がしぼむ
未来を「可能性や計画性」という視点で捉えるのが苦手です。
今この瞬間の体験や感覚にリンクさせて、
現実感を味わいたいんですね。
「コーヒーを飲む未来の自分」を描くなら──
具体的に想像(体感)して、
現実的な感覚で楽しむというふうに。
現実味がない未来話はピンときません。
大きな可能性を追いかけるとか、
計画的な行動で理想を膨らませるとか。
相手は「ISFPさんと話すのやめとこ」
ってなっちゃうんですよね。
そのチャンスを自分から逃してしまう…
周りの夢物語とのリンクってなかなか難しいんです。人間関係⑥人への執着はゼロ、でも孤独は怖い→距離感に悩む
「自分の心地よさ」を基準にして生きるタイプです。
「どれだけ自分が居心地良く感じるか?」が、
人付き合いで重要テーマ。
一見クールに見えますが、
実は「人とのつながり」を、
いつでも感じていたいんです。
声をかければいつでも対応してくれる。
人間関係って、多くの人が抱える悩みの1つだから。
「人を通じて五感を楽しむ」って側面が、めちゃ強いんです。
「感受性が高いISFPにとって、
他人は苦しみを与える存在にすぎない」
とも思われそうですが…。
「ISFPが安心して生きるための潤滑油」みたいなもの。
安心感が持てず怖くて仕方ないんです。
だけど距離感って相対的なものだから、
さじ加減が難しいんですよね。人間関係⑦優しすぎる→つけこまれて騙されやすくなる
とにかく優しくて、
困っている人を見過ごせないタイプ。
時にだまされたりもします。
格好のターゲットになってしまいやすいんです。

MBTI「騙されやすいランキング」の1位とか2位だったりします。
- 同僚や友人から誘われて投資詐欺にあう
- SNSで仲良くなった人から商品を買うも、詐欺だったと知る
- 学生時代の友人からビジネスを紹介されて投資するも、詐欺だったと知る
「でも、そんな簡単に騙されるもの?」
そう感じる人もいるでしょう。
けれど、
五感重視のISFPにとって、
相手は疑いようもない「リアルな存在」なんです。
「こんなこと言ってるけど、ホントは違うんでしょ?」
なんて、1ミリも考えません。
目の前の情報で判断する、
「素直なISFP」にとって、相手が手ごわすぎるんです。

未成熟なほど「だまされやすい傾向」があります。
人間関係⑧遠慮しすぎる→甘く見なされ軽んじられる
ISFPは、謙虚で「お先にどうぞ」のタイプ。
加えて
- 言語化が苦手で自己主張しづらい
- 相手の圧に弱い
- 穏やかな空気を保ちたくてNOを言いだせない
人から軽んじられやすくなるんです。

- 人一倍努力しているのに、目立つ人ばかりが評価される
- 自分の依頼は後回しにされるのに、他の人の依頼はすぐに対応される
- 同じような改善案をしても、いつも自分だけがスルーされる
「…被害妄想とか、気のせいじゃない?」
そう思われることがあっても、不思議ではありません。
でも軽視されている状況って、
冷静に見ればよくわかるものなんです。
ましてや観察力が鋭いISFPだったら、なおのこと。
だから「軽視されてる」って感覚は正しいんです。
悲しいけど、これが現実。

だからこそ余計に悔しいですよね。
「短所を学ぶ×強みを活かす」ISFP流・自由人への道【3ステップ】

ISFPの短所って、
実は、強み(感情・感覚)が暴走しているサインってことが、
結構あるんです。
だから暴走を少し軌道修正すれば、
短所の克服も強みの活用も、
同時にかなえられる可能性がメチャ高い。

「理屈」で短所を克服しようとすると失敗します。
そこでこの章では、
ISFPの「感情&感覚」を活かして
本当の「自由人」になる方法を、3ステップで解説します。
- なにものにも束縛されず、責任を持って自分の意思で行動する人
- キーワード:自由・マイペース・気まま
- 対義語:わがまま・身勝手
- ホンモノの自由人を目指す
- 見えない時間をリアルに捉え、過集中から自分を守る
- 「孤独感&ストレス」に向き合って、スッキリと生きる
自由が動力源のISFPは、
自由人として生きるのが本当に合っています。

Step1:ホンモノの自由人を目指す
ISFPにとって、
「自由」は生きるエネルギーそのもの。
だからといって、気分次第で行動するだけでは、
上手くいかないことも多いんです。

ISFPは「真に自分らしく」生きられます。
- 自分にとって本当に大切なもの(こと)を知っておく
- 「自由」を悪用しない:「責任と信頼」を意識する
- 境界線を作る:主導権を握って人に振り回されない
- 自己主張して自分を解き放つ⇒もっと自由になる!
- 真の自由を手に入れる:「自由は自分で選び取る」と断言する

あなたの中の自由度が、一気に跳ね上がりますよ。
①自分にとって本当に大切なもの(こと)を知っておく
ISFPの「自由人への第1歩」は、
誰にも邪魔されない「自分だけのものさし」をつくること。
そのためには、
価値観の棚卸しが必要です。
実は、
ISFPが大切にしていることって、
そのまま強みにつながっていることが多い。
だから、
「自分にとって本当に大切なことって何?」
と価値観を見つめ直すのは、
強みを活かす最短ルートでもあるんです。
- 自由:1人時間・自分らしさ・マイペース
- 人:つながり・心地よい距離感・温度感
- 愛:平和・穏やかさ・協調・謙虚・寛容さ
- 他人の評価や批判

それでも大丈夫かな?

理屈じゃなくて、たとえば──
「人は大事だけど、距離感は保ちたい」とか、
「1人の時間は絶対に守りたい」とか。
普段こだわっていることを、
ちょっと思い浮かべてほしいんです。
そして、できたら、
「自分にとって自由ってなんで大事?」
⇒「ないと心が病むから」とか、
理由まで感じられたらもっといい。
「本心から求めてるもの」って自覚できるから。
でも今思いつかなくても、
「ちょっと頑固さが出そうだな」っていう時に、
都度問いかけてみてください。
「これは本当に大事な価値観?」って。
もし「さほど大事じゃないかも」
と感じたら、
価値観へのこだわりは、いったん手放せます。

ISFPらしい自由人の軸が自然と出来ますよ。
②「自由」を悪用しない:「責任と信頼」を意識する
ISFPにとって、
「自由」は、かけがえのない価値観。
でも注意したいのは、
「本当の自由」とは、
信頼や責任を意識してこそ感じられるものってこと。
だからISFPが、
「気分のままに1人行動=自由」と思ってしまうと
- いろんな準備がギリギリになって、時に周りを混乱させる
- 計画的に動けずチームの予定を狂わせる
- 約束を守れず人に迷惑をかける
「誰にとっても不自由が起きる」ことになりかねません。

「自由と責任・信頼はセットで意味を持つ」
という認識に切り替えること。
大前提として、
「責任を持つ⇒信頼される⇒本当の自由が手にはいる」と心に刻む
- 「やらなきゃいけない準備」がある際
- 「べきこと」と思わずに、「思い立った今がチャンス」とノリで終わらせる
- 「計画的なプロジェクト」のメンバーになった際
- 計画性がある先輩から、計画通りに動くコツを教わる
- 写真などで、完了後のイメージ像をリアルに持って取り組む
- 「守るべき約束」がある際
- 「ともかく守る」と決めておく
- その方向性に向けて自分の意識を整えて、自分に迷うスキを与えない

なんかもったいないと思っちゃうだけど…

でも、実はちょっと違います。
自由時間って、本当はあなたの中に無限にあるんです。
だから、
「ほんのいっとき」「ほんの一部」だけを、
相手に預ける感覚でいい。
膨大な自由時間の中から、
少しだけ差し出すようなイメージで、
その場を乗り切ってみる事をおススメします。
その代わり、
あなたはグンと信頼されるようになる。
心から認められる感覚って、
何よりの安心材料になるはずです。

周りと上手くつながれるから、
あなたの心はもっと自由になれますよ。
③境界線を作る:主導権を握って人に振り回されない
ISFPが自由人として生きるために欠かせないのが、
「境界線」を引く力です。
共感力はISFPの長所。
でも相手に同化しすぎると、
主導権を奪われてしまいます。

なってしまうんです。
だから、
相手とのあいだに心の境界線を引いて、
自分の領域をだれにも侵されないようにすること。
そうすれば、
あなたはいつだって主体的に生きられます。
そのためにも、
境界線は生活の中で意識し続けることが大事。
だから習慣化してしまいましょう。
境界線の引き方は、ザックリとこんな感じです。
- 現状を客観的に捉える
- 相手と自分の感情を混同しない
- ⇒「これは相手の問題」「これは自分の気持ち」と切り分ける
- 境界線を言葉や行動で示す
- 相手が感情的に押してきたとき、「今は考える時間が欲しい」と伝える
- 自分の不安定さを、人に埋めてもらおうとしない
- 「自分の心は自分で守る!」と考える
境界線を引く前後では、こんな変化が見られます。
- 友達の相談にのる際
- ×:相手が落ち込んでいる⇒深く同調して気づけば気疲れでぐったり
- 〇:「これは相手の感情、私は聞き役」と切り分ける⇒自分の心は安定のまま
- 圧が強いパートナーへの対応
- ×:怒らせたら怖いから相手の意のままになる⇒支配される
- 〇:「これは相手のやり方、私とは違う」と線を引く⇒自分の意思で静かに対応
- 電車内など慣れない集団の中にいる際
- ×:いろんな人の感情と空気感でグッタリ⇒「早く帰りたい」と思う
- 〇:「自分の心はちゃんと守れてるから大丈夫」⇒疲れ知らずで乗り切れる


でも、毎日の習慣にすればスグに慣れるし、
逆に境界線がないと「なんか変」って思えるようになりますよ。
境界線をリアルにイメージできない場合は、
「卵のカラの中に自分が入って守られてる感じ」
を思い描いてみてください。
卵を見ながらだと、
もっとイメージしやすいかもしれません。
境界線はあなたを守るのと同時に、
相手のことも守っています。
お互いに尊重しあって、
自立した人間関係でいられるんです。

境界線で、あなたの心は安全に保たれるから、
生活の質もグンと上がりますよ。
④自己主張して自分を解き放つ⇒もっと自由になる!
ISFPが自由に生きる際、
自分の気持ちをちゃんと伝える力は必須です。
言いたいことを話せずにいると、あなたは
- 誤解されて信頼を失いやすくなる
- 理解されずに寂しい思いをする
- つけこまれて損をする
でも正しく主張すれば、
あなたの力が認められて、
「理想的な人付き合い」が出来るようになります。

あなたが自由に生きるための武器なんです。
とはいえ、
いきなり堂々と主張するのはハードルが高いですよね。
焦らずに時間をかけて続ければ、
必ずあなたらしく話せるようになります。
まずは無理せず、
身近な場面で小さく始めてみましょう。
たとえば、こんなステップで。
- 非言語で意思を伝える
- 昼休憩で知人が話しかけてきた際、対応しつつもスマホに意識を向け続ける⇒自分のペースを保つ
- 雑談中にウワサ話になった⇒そっと席をはずす
- 「はい/いいえ」を、しっかり伝える
- ISFPの決まり文句「どちらでもOK」は、使わない
- 最初は「どちらかといえば」「しいて言うなら」を付けてスタート
- 慣れてきたら理由も添える:「こう思うからです」
- 日常生活で主張のクセをつける
- 親しい人と1対1の場面で少しずつ実践⇒普段飲み込みがちな要望を伝えてみる
- 「このレストランに行きたい」「あれやりたい」

将来自分が自己主張してるイメージがわかないんだけど…

始める前のあなたが、
不安になるのもよくわかります。
でもスタートすると、小さな成功体験が重なるんです。
その成功を引き金にして、
また次の機会でトライして上手くいく。
そうした繰り返しで、気づいたら──
「思いを自然と口にできるようになってた!」
「言いたいことを我慢するほうがしんどい」
みたいになれます。
大袈裟じゃありませんよ。
赤ちゃんだって最初は何も話せないですよね。
でも成長すれば、スラスラ話せる。
それと同じで、
ISFPが相当苦手な自己主張だって、
練習次第で必ず出来るようになります。
そうなればしめたもの。
あなたは誰とでも、
堂々と自然体で話せるから、
心が解放されて、
自由にのびのびと生きられるんです。

あなたの心はもっと自由になりますよ。
⑤真の自由を手に入れる:「自由は自分で選び取る」と断言する
ISFPにとって、
自由ほど大切なものはありません。
だからどんな時でも制限を感じると、
無視して突っ走りたくなります。
それが出来ない時は、
「自分=鳥かごの鳥状態」だと感じて、
気力が一気にダウンする。
いつまでたっても、
本当の自由は手にはいりません。
だって、
「自由は与えられ(てい)るもの」
という思いがISFPにあるから。
でも本当の自由は、
「自分で選び取るもの」なんです。
どういうことかというと、
人って、
環境やルールのせいで「縛られている」ように見えますよね。
でも実際は
「完全に縛られているわけじゃない」ってことなんです。

「ここまではルールを守る」
「ここからは自由にする」と決めれば、
束縛感から解放されます。
例えば、こんなシーンを想像してみてください。
- 学校や会社のルール
- ×:全部を守らなきゃと思う⇒息苦しい
- 〇:「最低限は守るがその他は自由」と決める⇒自由の範囲で自分を活かせる
- 恋人からの束縛
- ×:「返信はすぐ」「予定は全部共有」⇒自分が消えていく感覚
- 〇:「必要な時以外は私の時間」と線を引く⇒自分のペースを守れる
- 仕事の規則
- ×:マニュアルを押し付けられる⇒自由を奪われる気分
- 〇:「大事な基準だけ押さえる」と決める⇒自分のやり方で力を発揮できる


でも、
「自由は自分で選び取る」って感覚は、
ISFPにとって発想の大転換のはず。
「生まれて初めて持つ認識」だから、
「結果がどうなるか?」なんて、
まったく想像出来なくて当たり前なんです。
だけど、やってみるとわかります。
「自分がどれほど多くの自由を選択できるか」
ってことが。
「こんなに選べるんだ!」と、
感動ものですよ。
「与えらた環境」っていう制限のなかで、
自分の意思で選び取る自由。
あなたらしさを活かせるんです。

あなたらしく生きれば、
世界はもっと広がりますよ。
Step2:見えない時間をリアルに捉え、過集中から自分を守る
ISFPは、
「今この瞬間」に猛烈に集中する過集中タイプ。
過集中のゾーンに入り込むと、
やるべき他のことを忘れてしまい、
例えば電車を乗り過ごしたり、
会社では会議を失念したり。
その結果、自分だけじゃなく、
周りも巻き込んで困った状況に陥ることが、
わりとあります。

見えない「時間」ってものが、
どうしてもピンとこないんですよね。
でも実際、
時間って誰にとっても大事な概念。
特に社会生活では、
「(約束を)忘れていました」
では済まされないケースが大半。
ISFPにとって過集中への対策は重要です。
- 電車内での乗り過ごし防止
- 快適な振動アラームをセットして「時間を知らせてもらう仕組み」をつくる
- 職場や学校で過集中を防止
- やるべき大きな作業を細分化して、1つ終えたら深呼吸⇒都度、意識を今に戻す
- 自宅で出発間際の過集中を防止
- ついギリギリまでSNSに没頭⇒お気に入りのアラーム音で出発時間を管理

せっかくの楽しさが半減しちゃいそう…

そう感じるのも無理はありません。
けれど、考え方を転換してみましょう。
この対策は、
集中を邪魔するわけじゃなくて、
むしろ「安心して集中できる土台」を作れるんだ、って。
大事な予定を忘れる不安がなくなる分、
今に没頭できるから、
もっと楽しめるようになりますよ。
確かに、
時間は目に見えるものではありません。
ISFPの感性にとっては、
不思議なものでしょう。

ISFPの得意な集中力を、安心してもっと発揮できますよ。
Step3:「孤独感&ストレス」に向き合って、スッキリと生きる
最後のステップは、いわば総仕上げです。
人間関係の大きなテーマの1つともいえる、
孤独感。
そして、命をつなぐストレス対策。
この2つを解説します。
- 孤独感と向き合って自分と仲良くなる
- ストレス対策でエネルギーチャージをする

①孤独感と向き合って自分と仲良くなる
孤独は「ISFPの永遠のテーマ」ともいえます。
「ひとりは好き、でも孤独は怖い」
──この矛盾を抱えているからこそ、
ISFPは、孤独感に襲われた時の対策を、
知っておく必要があるんです。
ISFPが凹んでいる時って、
意外と「ああかな、こうかな」と理屈で解決しようとすること。

理屈を優先し始めると、出口が見えずにほぼ病みます。
だからきちんと感情と向き合って、
ISFPらしく乗り越えることが大切なんです。
- 「心の境界線は引けているか?」を確認する
- 引けていないと、心が不安定になるからしっかり引き直す
- 日記に本音を書く
- 自分が感じていることを、どんどん書いていく
- 「何がしんどい?」「どうしたい?」と自分の心に聞きながら書く
- 否定も共感もせずに、ひたすら書く
- 最後は「みんな孤独なんだよね」と書いてみる
- 自分だけの問題じゃないのが理解できて、少し落ち着く
- その先も書きたければ気が済むまで書く


情報をシャットアウトして、
自分と向き合うのが最適解なんです。
寂しさを強く感じるのは、
心が疲れている時が大半。
だから、まずは情報を全部遮断して、
静かに過ごすのがISFPの黄金ルールです。
お気に入りの環境で、
心を落ち着けながら。
あなた自身の心のうちを、
しっかりと自分に打ち明けるのが最重要。
全部吐き出してみてください。
悲しかった、苦しかった、悔しかった、
いろんな思いをすべて。
そうして「もう書くことがなくなった」と感じたら、
心がスッキリしているはず。
まるで大泣きしたあとみたいに。
1度でスッキリしないなら、
何度でも、例え同じ内容でも、
書き続けてみてください。
自分の理解者になれれば、
あなたの孤独感は癒やされます。
「ここに自分を心底理解してくれる人がいるんだ」
「もう孤独じゃない」
って感じて、強くなれるんです。

人との繋がり方も、もっとラクになりますよ。
②ストレス対策でエネルギーチャージをする
五感に敏感なISFPは、
日々多くのストレスにさらされています。
あらゆる刺激を敏感にキャッチするために、
エネルギーの消耗が激しくて、
自力を発揮出来なくなることも、
結構あります。
ストレス対策は呼吸と同じくらいに重要です。

ちょっとの時間を見つけて、
こまめにストレスを発散させるのがISFP流の奥義。
- 睡眠時間をしっかりと確保する
とにかく寝る。これがすべての土台。
- 環境を整える
照明・音・香りを自分好みに調整。心地よい空間で心の安定を保つ。
- 刺激を制限する
ネットを始めとしたあらゆる情報を取捨選択。心を疲弊させない。
- 朝は窓を開ける
外の光を浴びて深呼吸。五感を穏やかに刺激して心をリセット。
休日には、
ゆるゆるっと、自分の好きなことに取り組みましょう。
「広く浅く楽しむ」でも、
「一点集中で没頭する」でも構いません。
また、
普段できないことや衝動的な行動も、
時には心の栄養になります。
会社や学校では、
心の境界線を意識して、
自分のペースを守ることがポイント。
- トイレ休憩をこまめに取る
- 1人になれる時間を確保する
- 他人との接触に疲れたら「NO」と言う
自分を活かすも殺すもストレス対策次第です。
自分をしっかりメンテナンスして、
いつでも最適な状態で、
自由人としての力を存分に発揮しましょう。
短所と向き合おうとするあなたは、
とても勇気のある人です。
短所を学んで強みを活かせるあなただから、
胸を張って生きましょう。
あなたはもう、真の自由人です。
まとめ:短所を知って強みに活かす!⇒真の自由が手にはいる!
ISFPは、
誰にでも優しく接して、
敵を作らない性質です。
でも反面、
ストレスを抱え込みがちで、
自分1人で悩みやすいといった、
生きにくさを持っているタイプでもあります。
今回は、そんなISFPの短所を30選取り上げました。
短所としての表われ方と、
ISFPならではの「克服法」まで。
あなたが記事を読んで、
「短所って自分にとって、
自由を楽しむためのスパイスだった!?」
そんな感覚になってもらえたら、
とても嬉しいです。
これからも、
短所をスパイスとして強みに変えて、
あなたらしい「真の自由人ライフ」を楽しんでくださいね。
■目次
「感情・感覚」優位&「直感・思考」後回し
- 自由がないとパフォーマンスがガタ落ちする
- 言語化が苦手で本音を言えない
- 「今の楽しさ」に集中しすぎて、大事なことを忘れる
- 未来思考が苦手で、準備がギリギリになる
- 自分の価値感を否定されると相手を許せなくなる
- 自己主張が苦手で損しやすい
- 他人の感情に同化しすぎて苦しみやすい
- 我慢すべきことが多くて、ストレスがたまりやすい
- 自由を失うと息苦しい→束縛されると自分が消える
- 感情が不安定→安定を求めて依存しやすくなる
- 相手の圧に敏感→怖くて支配されやすくなる
- 狭く深い人付き合い→恋人中心になって視野がせばまる
- 観察力が高すぎる→小さな変化に敏感で不安になりやすい
- 気分優先で行動→相手を振り回しやすくなる
- 非言語で「好き」を表わす→伝わりにくく、すれ違いやすくなる
- 計画性に欠ける→対処ばかりで信頼されにくくなる
- ルール・規定に従えない→足並みを揃えたい組織を混乱させる
- 言語化が苦手→理解されずに信頼を得にくくなる
- 1点集中しすぎる→切り替えが苦手で多方面に気が回らない
- 共感力が高すぎる→「NO」を言えずに重荷を背負いこむ
- 五感の酷使で疲れやすい→集中力が続かず不安視される
- 「平和な空気」が好きすぎる→自己主張できずに意欲を疑われる
- 感受性が鬼高い→エネルギーを奪われて限界突破する
- 自分軸が強烈→すれ違いが増えて信頼を失う
- 予定より自由を優先→約束を守れず波風を立てる
- 1人時間が好きすぎる→人嫌いと思われて孤立しがちになる
- 超現実思考⇒「可能性・計画性に興味なし」で会話がしぼむ
- 人への執着はゼロ、でも孤独は怖い→距離感に悩む
- 優しすぎる→つけこまれて、騙されやすくなる
- 遠慮しすぎる→甘く見なされ軽んじられる
- ホンモノの自由人を目指す
- 見えない時間をリアルに捉え、過集中から自分を守る
- 「孤独感&ストレス」に向き合って、スッキリと生きる